【謝辞】 |
私は過去にも様々なバイクのイベントを開催してきましたが、この不景気のまっただ中において、2004年に開催したROMC(ロムシー)以来、今回約6年ぶりに再びバイクのイベントを開催する事にいたしました。
しかし、その様はまるで、再結成したピンクレディーのように性懲りもないものでした。
実際今回のイベントでは、走行会の参加台数がたったの5台と、客観的に見れば非常にしょっぱいものでしたが、そうは言っても、イベントを企画し、それを実際に実行するには大変な労力とお金がかかりました。
よく、イベントを成功させると、「誰それの協力がなければ、このイベントを成功させる事は出来なかった」と言った謝辞を耳にする事も多いですが、そう言った見せかけの謙虚さに騙されてはいけません。なぜならば、最終的にイベントを開催にまでこぎつける事が出来たのは、あくまでも決断力と実行力を有した主催者の努力が有ったからなのですから。
しかし、それでも私は、このイベントに参加して頂いた方に対して感謝の気持ちを禁じる事が出来ません。なぜならば、どんなに主催者が努力したとしても、参加者が1人も居なければ、私は井の中の蛙になってしまったからです。
まず最初に、5月18日にバグブロミートのサイトを立ち上げた、正にその日にエントリーして頂いた、Tutumi Takeshiさんに対しては、私はどれだけ感謝しても感謝しきれません。Tutumi
Takeshiさんは、普段はYZF-R1を駆るフツーのサーキット野郎ですが、なんとバグブロミートの車両規定に合うように弟さんのK1200Rを借り受けエントリーし、更にはファイターライクなルックスにする為に、バンディットXXRと『STREETFIGHTER』製のライディングウエアまでご購入して頂きバグブロミートに参加して頂きました。しかも、エントリー後は、実に3ヶ月もの間誰からもエントリーがなく、その間のTutumi
Takeshiさんの心細さは想像に難くないですが、何よりもその3ヶ月の間は、私自身がこのイベントに対する支持者がいる事において心の支えになりました。私はTutumi
Takeshiさんに対しては、モエ・シャンドンをご馳走するくらいの準備はあります。本当に誠にありがとうございました。
次に、バグブロミートの開催に当たって、いち早くスタッフの役を買って出て頂いたKasuya Hideoさんに対しても私は頭が上がりません。Kasuya
Hideoさんは、Tutumi Takeshiさん同様、バグブロミートのサイトを立ち上げた瞬間に、すぐさまスタッフとして手伝いたいとご連絡を頂き、数か月先の開催日も予定を空けておくと仰って頂きましたが、開催日近くになっても参加台数が少ない事に対して気を使って頂いたのか、MH900eという、およそファイターのベースマシンにはもったいないと思われる愛車をファイター化して頂き、更にTutumi
Takeshiさん同様、バンディットXXRと、『STREETFIGHTER』製のライディングウエアをご購入して頂き、参加者の増加に貢献して頂きました。本当に心より感謝致します。
また、日本においては全く浸透していないジャーマン・ストリートファイターのカルチャーを取り入れるべく、ワイド&ローなハンドルに、バーエンドミラーを“下向きに”取り付けるというレポートをいち早く提出して頂いたHamanaka
Sachioさんは、その後もバンディットXXRをご購入して頂き、当初はギャラリーとしてのエントリーだったものの、Tutumi TakeshiさんやKasuya
Hideoさん同様、『STREETFIGHTER』製のウエア類をご購入し、途中から走行会への参加へ鞍替えした事で、走行会の参加者の増加に貢献して頂き、Kasuya
Hideoさん同様、大変感謝致します。
また、Sakagami Gakuさんは、Tutumi Takeshiさんのエントリー後、誰もエントリーしない中、ファイター系のカルチャーを啓蒙したいと2番目にエントリーして頂き、大変感謝すると共に、今後も引き続きSSのファイター化の啓蒙をして頂ければ、これに勝る喜びは御座いません。
また、走行会最後のエントリーとなってしまったKanazawa Yuukiさんは、バグブロミートへのエントリーと共に、mixiやブログで走行会の宣伝もして頂き、こうした献身的な姿勢に私は大変心を打たれました、心より感謝致します。
また、ギャラリーとして来るだけならタダと再三に渡って宣伝したにも関わらず、一般のライダー達からはほとんど見向きもされなかったバグブロミートに対して、堂々とギャラリーとしての参加を表明して頂いた、Okada
Keisukeさん、Morikawa Kotaさんに対しても、その勇気ある行動(笑)に対して感謝したいと思います。
また、何かを心底信じる者には懐疑論者も必要と言えますが、今回、ユーロのストリートファイターのカルチャーに対して、盲目的にゾッコン惚れ込んでいるあまり、日本の現状を理解していない私に、こちらからの誘いに対して不可抗力以外の事由により参加を表明されなかった方のご意見も、私は大変参考にさせて頂き、例え参加はされなかったとしても、逆説的に私は感謝の意を述べたいと思っています。色々なご意見、誠にありがとうございました。
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バグブロミート主催者 山口仁
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